APEXに限らずFPSのゲームで最重要とも言える感度の話。探し続けて迷子になった、大事な場面でうまくエイムがコントロールできない、そもそも感度の設定がよくわからない。といった方に向けてわかりやすい説明をされている動画に出会えましたので見ながら一緒に考えたいと思います。
環境はコントローラー版の内容になります。
今回の動画
今回の動画は「じゃいる」さんの動画です。2週間以内に感度を変え続けて半年経過しているという自己紹介から始まるのがなんかうれしいですね。みなさんも同じ経験があるのではないでしょうか。さて動画の内容は下記のようになっています。
- 基本的な考え方
- 詳細設定での反応曲線などの項目の意味
- 実際の合わせ方
- 迷わない方法
基本的な考え方
大事なのは「速く感じない感度にする」とのこと。イメージ的には慣れたら少し遅く感じるくらいの方が余裕と安定がでるのでオススメということでした。
筆者も「感度:エイム感度」を5:5から4:3にぐっと下げたところだったので余裕と安定の部分は体験できました。
さて、実際のじゃいるさんの設定はというと5:4.7とのこと。反応曲線はリニア寄り(スティックを倒した量に対して加速・減速なし)にしているようです。
反応曲線などの意味と設定
よくわからなくて触りにくいと思っている人にもわかりやすい説明でした。
デッドゾーンの設定
どのぐらいスティックを倒したらゲーム内で動かしたことになるのかの設定。
デッドゾーンが0だとPS4の場合は勝手に右に流れていく仕様があるため、それがなくなる最小限の数値をおすすめしていますね。
逆にデッドゾーンの数値を最大にすると、ちょっとくらいスティックを倒してもゲーム内では動かしたことにならないため動きません。
入力範囲の限界の設定
こちらはデッドゾーンとは逆にスティックをどれくらい倒したら、ゲーム内の移動が最大になるかを設定できます。大きい数値で試すとスティックをある程度倒すと最後まで倒した時と比べてゲーム内の動きが変わらない(最大になるのが早くなる)のがわかります。
コントローラーにつけるエイムアシストアイテムのスポンジなどを付けていると、スティックを最大まで倒せないときがあるのでそういうときに使うのがいいかと思います。
デッドゾーンと入力範囲の限界は大きくするとゲーム内での入力の幅が狭くなるため、スティックの動かし方も高い感度にした時のように細かく動かさないといけなくなるので気を付けてください。
言葉だと伝わりづらいため動画で見ると非常にわかりやすいです。動画での設定はほぼデフォルトになっていますね。
反応曲線の設定
こちらはグラフになっているので体感のイメージが付きづらいですが、こちらの設定はスティックを倒した最小と最大のスピードは変わりません。
スティックをちょっと倒した時にどのくらいゆっくり動くか、どのくらいから早く動くかを設定できます。グラフが直線になると「リニア」と同じで調整なしの入力した分だけ動く設定になります。
たぶんデフォルトの反応曲線が「クラシック」と同じだと思います。ここの微調整は非常に難しいですね。筆者は迷子になりました。
感度の実際の合わせ方
動画主はエイムの数値に合わせて動画を分けて確認している様子。すごい努力ですね。見習いたいところです。
横エイムの感度設定の見つけ方
エイムの横感度の設定ではある地点から的に向けて動かしたときに自分が狙ったところで止まるかどうかで判断しています。超えれば早すぎ、届かなければ遅すぎという感じです。
反応曲線の感度の見つけ方
動画では横ブレと的を倒すまで撃っている時間が長いオルタネーターで検証しています。リコイル調整中にスティックをちょこちょこと動かすと思いますが、その時の動きを調整するのが反応曲線になります。
縦エイムの感度設定の見つけ方
ハボックやR-99など横ブレが少ない武器で調整していきます。的は縦長なので当たりやすくてわかりづらいですが、反動制御がしやすい感度を探していきます。
視点の感度設定の見つけ方
敵を見つけて撃てるまでの時間や腰撃ちの精度が一気に変わるため結構重要です。調整の仕方は基本的には横エイム感度と同じ感じですが、遅くしすぎるとアイテム漁りや索敵のときに不便になるので気を付けましょう。
仕上げ
それぞれの感度設定と反応曲線はお互いにかかわってくるので、この流れを何周か繰り返したり実戦で自分に合ったエイムを探していきます。
エイム感度で迷わない方法
自分に合っているといってもやはり慣れは必要なのですが、感度を上げたいと思う場面でスティックの倒し方を変えるべきか設定を変えるべきかを1度落ち着いて考えると、迷走する時間を減らせるコツとのことでした。
最後に
筆者も一度は神エイムに憧れて自分の設定を探そうとしましたが、良くなったり悪くなったりを1カ月ほど繰り返して諦めてクラシックで慣れる道を選びました。あのときこの動画に出会えていたら変わっていたかもしれません。
シーズン5に入ってFPSをスタートした方はとりあえずゲームのデフォルト設定の「クラシック」の反応曲線で感度を4~6の中で調節しつつ慣れたころに挑戦する方が迷子にならずに済むかもしれません。
でも自分に完璧に合っている詳細設定は憧れますね・・・