
1マガジン全部はずした!?リコイル制御から練習しなくては!
今回は射撃訓練場でできるリコイル制御の練習方法をステップごとに5つに分けてまとめてみました。
最初に初心者の方向けに主にPS4の感度の話も少し掲載しているので、必要のない方は「リコイル制御の5ステップ」からご覧ください。
射撃訓練場でできるエイム練習を15種類まとめた記事もあります。
軽く視点感度・エイム時感度の話

リコイル制御の練習を紹介する前に、初心者の方用に感度の話を少しだけ書きます。必要のない方は飛ばしてください。
銃を除いていないときの感度(視点感度)と銃をのぞき込んでいるときの感度(エイム時感度)がありますが、APEXにおいてはそこまで高感度は必要ないです。もちろん慣れている感度が高感度であればその方が良いと思います。
APEXの場合、高感度にしなくても良い理由が大きく分けて3つある。
1つは、足音が聞こえやすいためしっかりと聞いて、敵の位置を把握しておけば1瞬で180度振り向いて撃つようなことが少ない。
2つめは、敵の体力が多いためノックダウンさせるためには敵より早く攻撃を当てるだけでなく、当て続ける必要がある。
3つめは武器の反動が少ないこと。他のゲームに比べると反動のランダム性が少なく上も横も反動で移動する距離が短いため、感度が低くても制御できる。
敵の動きに合わせてリコイルを制御しながら弾を当て続けないとダメージが出せないので、追いエイムが比較的しやすいように他のゲームよりも低感度にした方がやりやすくなる人が多いです。
プロゲーマーの方も同じようなことを言っていましたし、実際に筆者はPS4環境ですが、視点感度6:エイム時感度5でスタートしましたが、今は視点感度5:エイム時感度3に下げてハンマーも取れるようになりました。
ちょうど良い感度とは
筆者の個人的な捉え方にはなりますが、視点感度のちょうど良いの基準はこんな感じです。
- 家の角を90度くらいで曲がれる
- 走りながら建物に入ったときにドアが閉めやすい
- (PS4)スティックを最大まで倒して最高速度で真横を見た時に90度のところで止めることができる(横方向の動き)
- 階段の下や上をスッと見ることができる(縦方向の動き)
次にエイム時感度のちょうど良いの基準はこんな感じ
- 的やダミー人形を撃っているときに銃の反動でずれた分を戻そうと動かしても、マトを追い越さない。
- 同じ感覚で何度スティックを倒しても、毎回同じような距離で狙いが移動する。(行き過ぎたり、足りなかったりがランダムにならない。
- 動く的を殴れるくらいの距離でエイムしたまま的を狙い続けられる。(遅すぎない)
上記のような感覚が筆者としては視点感度5:エイム時感度3(4でもOK)になりました。近距離は腰撃ち(武器を覗かない)をする癖がつけばエイム時感度3も意外といけます。
スティックが安定しないうちはこちらのツールを使うとかなり感覚がかわって安定すると思います。
リコイル制御の基本と調べ方
どの武器でも弾を撃つと必ず反動で上と横に勝手に動きます。撃ち終わって放置すると最初に覗いていたところに戻ります。
その反動(リコイル)と全く正反対の操作をすることでその反動を0に近づけて撃った弾をすべてまっすぐに飛ばそうとするのがリコイル制御です。
ADS(武器をのぞき込む動作)をしていないときは、弾はランダムに飛ぶようになるので練習はADSしながら行ないます。
リコイル制御ができなくてもゲームはそこそこ楽しいので、練習とマッチを両方やるのがモチベーションにつながって良い結果になると思います。
アタッチメントは拡張マガジンと練習したいスコープが付いていればOKです。白バレルくらいまでの方が練習になる気がするので、紫バレルや金バレルを付けるよりは何もつけないか、白バレルが良いと思います。
リコイルの調べ方
APEXではリコイルのランダム性が少ないということで、だいたいの武器が毎回ほぼ同じように撃てます。
そのため、リコイルのパターンを頭に入れたり手になじませたりすると狙った場所に弾を当てやすくなります。
リコイルパターンの調べ方で一番簡単なのは、垂直な岩を撃つことです。視点の操作はしないで撃つと岩に弾痕が残るので「最初の8発は左上に跳ね上がる」などが見てわかるようになります。
それに合わせて「最初の8発はちょっと右に操作しつつ多めに下に下げる」操作をすると8発がまっすぐ飛ぶようになります。これも岩や壁に向かって行なうとわかりやすいです。
また、1度にすべての銃のリコイルパターンを調べて覚えるのは非常に大変なので、R-301など横の反動が少ない銃は「とりあえずこのくらいのスピードで下に下げる」といった感覚で覚えるのもアリです。
調べ方とリコイルパターンの感じを理解したら、頭で考えなくてもできるくらいに実際に武器を撃って感覚を手になじませていきます。
リコイル制御の5ステップ練習方法
ステップ1:最初の練習は岩を撃つ
的やダミーを撃つとダメージの表示が出るので当たっている感じがわかりやすいのですが、いきなりだと全部を当てるのは意外と難しいと思います。
最初はダメージの数値などを気にしないで、岩を撃って弾痕がどのくらいばらけているか得意な制御は何発目までなのかを気にしながら練習しましょう。
非常に地味ですが、効果や上達している感じが目に見えてわかりやすいです。あり得ないですが理論値では完璧なリコイル制御ができれば弾痕の点が1つだけになります。無理ですが理想として理解しておいても損は無いはず。
ステップ2:なんとなくリコイル制御ができてきたら四角い的を撃つ。
四角い的、結構大きいです。

筆者は最初のころ岩を撃つのを知らなくて的から撃っていたのですが意外と近いやつには当たるので、敵にも当てられると思ったら全然当てられなくて泣きました。
慣れてくると1番近い的と2番目に近い的は1マガジン全部を当てられるようになります。それまでは、ひたすら撃ちまくるのが良いと思います。とにかく的を狙って銃を撃ちましょう。
横幅もあるので四角い的は縦のリコイルに集中して練習することができると思います。
少し慣れてきたら何も考えずに撃つのではなく、四隅と真ん中にある模様の1つだけに当てるように狙って撃つとさらに難易度が上がっていきます。
ステップ3:少しずつ距離を調整したり、遠くの的で練習する
あるあるですが、同じ制御をしていても遠くに離れるほど当たらなくなっていくと思います。
これはリコイル制御が甘めだけど距離が近い分だけ当たっていたということなので、リコイルパターンを意識した練習を反復するのがおすすめですね。
手前の的と奥の的が意外と離れているので、近めの同じ的を狙いながら1マガジン撃ったら少し自分が下がって1マガジン撃つのも有効です。どれくらい離れると的に当たらなくなるのかがわかってくると、武器や自分の得意な距離も理解できるようになります。
筆者は1マガジン撃って大体当たったらリロードの時間だけ後ろに下がって、また1マガジン撃ち尽くす、外したら前に戻るという感じの楽しみ方をしていました。
ステップ4:的に当たるようになったらダミー人形を撃つ
ダミー人形はほぼ本番の敵のサイズになって、ヘッドショットの判定もあるので練習になります。
的のときと同じ感覚で撃っても中々当たらないと思います。また、武器によっては横反動が思ったよりも大きいなどにも気づけるようになります。
ダミー人形は3体いるので近いやつから撃っていくのがいいと思います。ただし、全弾当てる前にダミー人形は壊れてしまうので、15発前後の練習になると思います。
的の時と同じような感じで1マガジンで倒せたら後ろに下がるのも良いと思います。弾薬をたくさん持ってリロードの感じも一緒に覚えてしまいましょう。
全部ヘッドショットを狙う練習法もありますが、挫折感がすごいので最初にやるのはオススメしません。
レジェンドは胸のところが1番横に広いヒットボックスになっているので、胸を狙うようにすると当てやすいです。
ステップ5:角度を変えてダミーで練習
ダミーを狙いながら周りを半周するとわかりますが、真横くらいのところが胸(腕)の分の横幅がなくなって一番ヒットボックスが狭くなります。
実際のマッチでも角度によってはあたりにくいこともあるので、ダミー人形で練習するのもありだと思います。
横反動の制御は難易度が実はすごく高くて配信者さんも集中して当てている場面をよく見かけます。これができるようになると、かなりダメージが出せるようになっているはずです。
岩の上からの撃ちおろしや、平地でのしゃがみ撃ちなど上下の角度を変えても結構変わります。
リコイル制御のまとめ
リコイル制御は「ずれたら正す」という反射神経っぽい操作でもいいですが、頭を使ってしまうのである程度は体に覚えさせて、頭は他の敵のことや味方の位置の把握などに回した方が強い立ち回りができるようになるのでおすすめです。
1度や2度で簡単には制御をマスターできませんので、長い目で見ながら少しずつ上達するのが良いと思います。
また、武器の調整のアップデートで弾薬の数やリコイルパターンの変更なども出てくるので、その度にみんな練習しています。
リコイル制御が身についてきたらエイム練習もおすすめです。